こんにちはー、もんげー(@monge_2020)ですー。
今回の高配当株、銘柄分析はこちらです。
日本取引所グループ
8697 東証PRM配当利回り 2.51%
(2022/08/29予想)
東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所などを傘下に持つ特殊会社です。この会社自体が日経平均やTOPIXに組み込まれています。
さっそく以前に紹介したこちらの内容にしたがって分析していきますね。
IR BANKで銘柄分析
(1)売上高(営業収益)
・右肩上がりか?
・増減が激しすぎないか?
売上高
2008/03 186億8900万
2009/03 200億5100万
2010/03 230億2100万
2011/03 229億8400万
2012/03 224億9400万
2013/03 717億800万
2014/03 1138億4600万
2015/03 1061億6700万
2016/03 1147億7600万
2017/03 1078億8500万
2018/03 1207億1100万
2019/03 1211億3400万
2020/03 1236億8800万
2021/03 1333億4300万
2022/03 1354億3200万
2023/03 1325億(予想)
順調に右肩上がりですね。
(2)EPS(1株あたりの利益)
・右肩上がりになっているか?
EPS
2010/03 23.33円
2011/03 33.91円
2012/03 20.24円
2013/03 19.93円
2014/03 60.66円
2015/03 62.7円
2016/03 81.73円
2017/03 77円
2018/03 94.16円
2019/03 91.58円
2020/03 88.91円
2021/03 96円
2022/03 94.35円
2023/03 85.45円(予想)
こちらも右肩上がりです。
(3)営業利益率
・平均は7%前後
・10%以上なら優秀
・5%以下なら検討の余地なし
営業利益率
2008/03 47.05%
2009/03 38.57%
2010/03 33.55%
2011/03 32.99%
2012/03 37%
2013/03 27.27%
2014/03 44.9%
2015/03 50.42%
2016/03 57.74%
2017/03 55.04%
2018/03 59.47%
2019/03 57.4%
2020/03 55.41%
2021/03 55.92%
2022/03 54.25%
2023/03 49.43%(予想)
営業利益率、めちゃくちゃ高いですね。すごいです。
(4)自己資本比率
・40%以上は欲しい
・60%を超えると安心
・80%以上は言うことなし
自己資本比率
2008/03 11.17%
2009/03 8.72%
2010/03 15.1%
2011/03 7.9%
2012/03 12.2%
2013/03 9.7%
2014/03 1.2%
2015/03 0.8%
2016/03 0.9%
2017/03 0.6%
2018/03 0.7%
2019/03 0.5%
2020/03 0.4%
2021/03 0.5%
2022/03 0.4%
逆にこの自己資本比率はめちゃくちゃ低いですね。しかし金融系の会社ではこういうのも珍しくはないそうです。まあ、お金と証券という実体のないものを動かしているだけでの会社ですのでこれでいいのでしょう。
(5)営業活動によるCF(キャッシュフロー)
・毎年、黒字であること
・長期的に増加傾向であること
・過去10年で一度でも赤字があればアウト
営業活動によるCF
2008/03 106億3600万
2009/03 114億6900万
2010/03 85億1600万
2011/03 36億9000万
2012/03 141億3500万
2013/03 239億2800万
2014/03 627億2200万
2015/03 373億4600万
2016/03 610億6900万
2017/03 474億6200万
2018/03 660億1800万
2019/03 527億7800万
2020/03 568億8100万
2021/03 717億5000万
2022/03 581億9100万
しっかり黒字がでていますね。
(6)現金等
・現金が増えている企業に投資する
・現金以外(株・不動産)で所有している場合もあるので注意
現金等
2008/03 155億600万
2009/03 125億1300万
2010/03 151億1500万
2011/03 84億5300万
2012/03 194億7200万
2013/03 293億800万
2014/03 507億1300万
2015/03 601億1400万
2016/03 665億4700万
2017/03 735億5300万
2018/03 789億9900万
2019/03 638億9100万
2020/03 718億8300万
2021/03 1082億900万
2022/03 933億5400万
現金は着実に増えていっていますね。
(7)1株あたり配当金
・配当金の安定性
減配・無配になっていないか?
リーマンショック時はどうだったか?
・配当金の成長性
減らないだけでなく増えているかも重要
一株配当
2010/03 9円
2011/03 10.5円
2012/03 12円
2013/03 8円
2014/03 21.5円
2015/03 25円
2016/03 50円
2017/03 47円
2018/03 67円
2019/03 70円
2020/03 54円
2021/03 68円
2022/03 72円
右肩上がりの増配傾向ですね。
(8)配当性向
・30~50%くらいが健全
・配当性向が高すぎる企業に投資してはいけない
配当性向
2010/03 34.3%
2011/03 39.7%
2012/03 59.3%
2013/03 24.8%
2014/03 35.4%
2015/03 39.9%
2016/03 61.2%
2017/03 61%
2018/03 71.2%
2019/03 76.4%
2020/03 60.7%
2021/03 70.8%
2022/03 76.3%
配当性向は高いですね。これも自己資本比率と同じような業態特有のものでしょうか。
もんげー評価
とにかく特殊な会社ですし、業態は独占です。最も倒産しにくい会社の1つと言われているそうです。
高配当株投資としては配当利回りが低いですが、ウォッチしておきたい銘柄です。
しかしここ最近はちょっと下げているので買い時なのかもしれませんね。