こんにちはー、もんげー(@monge_2020)ですー。

S&P500やオールカントリーなど、指数に連動するインデックスファンド。

S&P500なら米国に。
オールカントリーなら全世界に。

それぞれの経済の成長に賭ける投資といってまちがいありません。

もんげーはさておき、多くの有識者がS&P500やオルカンのインデックスファンドへの投資を推奨しています。
これは米国や全世界の経済成長を信じて疑っていないからに他なりません。

それはなぜなのでしょうか。

経済が成長するそのカラクリ

経済は成長し続け、世界の富は増え続けています。

なぜそうなるのか。
その仕組みを例を用いて説明しますね。

Aさんが服を作りました。
その服を2000円で販売しました。

Bさんがその服を購入しました。
Aさんには2000円の現金が、Bさんには2000円の価値のある服が手元に残りました。

AさんもBさんもそれぞれ2000円の価値を保有しています。
その価値はゼロからAさんが作り出したものです。

これが経済が成長していく、富が増え続けるカラクリです。

人間が生みだした価値がお金に変換されるが、価値はそのまま残るので結果お金(富)だけが増えたことになります。
つまり人間が存在し続けるかぎり、富は増え続けることになります。

経済の成長が止まれば大損

経済の成長が止まれば、インデックスファンドに投資していれば大損します。
しかしここまでの説明からお分かりいただけると思いますが、経済の成長が止まるときは人類が絶滅したときです。

これが有識者がインデックスファンドへの投資を推奨する理由です。
人類が存在し続けるかぎり、インデックスファンドも値上がりし続ける可能性が高いからです。

人口減少で経済成長は鈍化する

いま日本は少子高齢化により人口減少が進んでいます。
人口が減ると経済成長が鈍化するのは当たり前の話なのです。

だからデリカシーのカケラもない政治家が「子供を産みましょう!」と言うのです。
(そして子供を産む余裕のない現役世代からバッシングを受けるまでが様式美)

これから数十年にわたって日本は人口が減少し続けます。
だから日本経済は縮小し続けます。

これはもう決定していることなんです。

しかし世界の人口は増えている。
いや、例え人口が減ったとしてもそれは成長度合いが鈍化するだけ。

日本だって経済成長は鈍化しているとはいえ、国民の貯蓄額は増え続けています。
これは富が増えているということです。

人間が存在し続けるかぎり、価値は生みだされ続けるので経済は成長し続けるのです。

人間は業が深く愚かな存在

経済が成長死し続けるカラクリは以上のものです。
これ、理屈では確かにそうなのですが大前提として「地球の恵み」があるからこその話です。

地球の恵みが膨大だからこそ、その恵みが永遠に続くものだと勘違いしています。
最近ではようやくSDGs(持続可能な経済成長)という言葉が出てきました。

経済は成長し続けるでしょう。
地球の恵みを富に変換しながら。

でもいつかその状況にも終焉が訪れる日がくるのだろうなと感じています。
それは10年後かもしれないし、100年後かもしれない。

人間は業が深く愚かな存在だと思っています。
行き着くところまでいって、痛い目を見ないとわからないのかもしれませんね。

もんげー