こんにちはー、もんげー(@monge_2020)ですー。
含み益、含み損。
株や為替の投資を始めるとおなじみになりますよね。
含み益があると嬉しいし、含み損があるとイヤな気持ちになります。
なぜか含み損を抱えてしまいがちになるのは世界七不思議の一つと言われています(嘘です)。
この含み益、含み損。
なぜお金が増えたり減ったりするのでしょう。
増えたお金はどこからきて、減ったお金はどこへいくのか。
そんな疑問を持ったことはありませんか?
含み益、含み損の正体
株でも為替でも金(ゴールド)でも石油でも。
金融商品なら理屈は同じなので「株」を例に説明をすすめていきますね。
あなたは株価が10000円のA社の株を買いました。
あなたの証券口座にはA社の株が表示されています。
死して日々の値動きで、含み益(含み損)が表示されています。
このとき、あなたの口座にはお金はありません。
わかりますか?
10000円でA社の株を買ったので、10000円は無くなってA社の株が残っているのです。
10万円でiPhoneを買って、10万円が無くなっってiPhoneが手元にあるのと同じです。
あなたの証券口座に表示されているのはお金の額ではありません。
A社の株価が表示されているだけなのです。
もうそこにお金は無いのです。
含み益、含み損は、あなたのお金が増えたり減ったりしているわけではありません。
すでにそこにあなたのお金は無いんです。
いま保有しているA社の株がこの値段で売れますよー、というのが表示されているだけなんです。
株式証券という「物」を買っている
株式投資はすべて数字で表されているので、ただお金の額が変化しているだけのように勘違いしてしまいがちです。
しかし株式証券という「物」を買っているんです。
iPhoneという「物」を買っているのと同じなんです。
新品のiPhoneを10万円で買ったとします。
すぐに売りにいったら5万円で買い取ってくれると言われました。
そのとき、手元にあるそのiPhoneは「含み損5万円」の物なんです。
iPhoneもそうですが、新車や新築の家は、買った途端に値段が下がります。
しかし株は買ってすぐに値段が下がることはないし、上がることだってあります。
これが株が投資する価値のある「物」だということです。
まとめ
含み益、含み損がどういうものかご理解いただけましたでしょうか。
お金が増えたり減ったりしているわけではないのです。
そもそも、もうそこにはお金はないのですから。
でも、これは理解できない人には一生理解できないのかもしれませんね。
でもでも、理解できないのなら投資は向いていないのかもしれませんよ。
もんげー