こんにちはー、もんげー(@monge_2020)ですー。

恋愛のために心理学を学ぼうとしたことはありませんか?
それと同じような感じで金持ちになるためにはお金のことをしっかりと理解しておく必要があると考えました。

『お金』とはいったい何なのか?
最初に考えたのは次のようなこと。

お金があれば欲しいものが買える。
お金は働けばもらえる。
銀行に預ければただの数字(データ)になる。

「お札」や「硬貨」がお金そのものででありそれ以上でもそれ以下でもありませんでした。

お金の生まれた歴史

はじめは物々交換。たとえば野菜と魚を交換していました。
でも採れる時期があったりと物では不都合があるのでいったん別のものに置き換えることにしました。

それが持ち運びもしやすい「貝ガラ」。
お金にまつわる漢字に「貝」が入っているゆえんですね。

しかし貝ガラでは海で拾ってくれば増やせます。
そこで量の少ない貴重な金属、「金」や「銀」が使われるようになりました。

名実ともに「お金」の誕生です。

現代のお金のカタチへ

しかしこれまた金・銀では重たくて持ち運びも大変です。また保管しておくのもセキュリティの高い金庫みたいなものが必要になります。
そこで金を預かってくれる銀行みたいなところができました。
金を預けると「預かり証」を紙でもらえます。

お金を使うときは「預かり証」をもっていって金を引き出します。
そしてまた使わない分は預けて「預かり証」をもらう。

そこで気付きます。
これって「預かり証」自体で交換すればいいんじゃないの?

金・銀みたいな金属を持ち歩くのは重いし紙だと便利です。
いつしか「預かり証」だけで経済がまわりだし金・銀が引き出されることがなくなりました。

「預かり証」だけで経済がまわりだしたといっても、その「預かり証」で金を引き出せることには間違いがなくそれこそが『預かり証の価値』でした。
実際に預けられている金の量以上に「預かり証」はないわけです。

しかし価値を担保する金がなくても、政府がその価値を保証することで「預かり証」そのものに価値を与えることにしました。
これが『金本位制度の撤廃』というものです。

これでただの紙が価値をもつことになります。
現代のお金の誕生です。

デジタル化へ(ただの数字化)

国が価値を保証している現代のお金は、その国の判断で自由に増やすことができます。
もちろん増やしすぎると価値が下がってしまうので(インフレ)そのあたりは厳密に管理されています。

しかしこのことでお金は無限に増えていく土台が整いました。
コンピューターが発達してデジタル社会になるともはやお金はただの数字でしかありません。

お金とはいったい何なのか、ますますわからなくなってきました。

お金の機能

別の視点からお金について掘り下げてみます。

「お金は道具(ツール)」と言われることがありますがどのような機能がある道具なのでしょうか。

お金の機能として以下の3つ。

・交換
・尺度
・保存

それぞれについて説明していきます。

交換機能

お金の一番の機能はこの交換機能です。
野菜と交換する、魚と交換するといったものです。「買う」ということですね。

尺度機能

尺度とはモノの価値を示す機能です。
良いものはそれだけ高くなる。

しかしモノがあふれた現代ではこの尺度は価値をそのまま表現しているとは限りません。
安くても良いものはあるし、高いブランド品がそれだけ高機能かというとそうではない。

200万円の車より600万円の車のほうが値段に合わせて良くなっていきますが3000万円の車が600万円の車より5倍優れているかというとそうでもない。

私はここにお金の本質がひそんでいると考えています。

保存機能

貯金です。
物々交換をしていたとき、野菜や魚は腐りますがお金は腐りません。
いつまでもその価値を保存し続けられます。
インフレ・デフレで価値が変動しますがここではいったん置いておきます。

私はこの機能が貧富の差を生む諸悪の根源だと考えています。
『価値の本質』を考えるとゆがみが生じてしまうからです。このことについてはまた詳しく解説します。

お金の本質とは

さてお金についていろいろ述べてきました。

お金の成り立ち、お金の機能。
これらのことからお金の本質とはなんなのかを私なりにつきとめていきました。

お金が欲しい。
その理由は欲しいものを手に入れるためです。

多くの人がこの交換機能のためにお金を欲しています。
逆にいえば欲しいものはお金ではないとも言えます。

だってモノ・サービスが無慮ならお金という道具は必要ないですよね。
現に生活必需品などは大量生産で安くなっていますし社会制度も整っているのでただ生きていくだけならそんなに多くのお金は必要ありません。

でも人間は感情の生き物です。
最低限でただ生きているだけでは感情的にはマイナスになってしまいます。

幸福感が必要なんです。
だからお金が欲しいんです。

お金は道具(ツール)

お金はやっぱり道具にすぎません。
最低限の生活を成り立たせ、感情を満たすために必要なものと交換できる道具。それが本質です。

しかし感情が大きく影響を与えます。
価値のあるものと交換すれば「価値あるお金」になりますが、見栄やストレス発散のために不必要なものと交換すれば「価値のないお金」になってしまいます。

使い方、感情をいかにコントロールするか。
お金の本質はただの道具ですがお金にまつわる問題を解決するのは感情がカギになります。

このことについてもおいおい書いていこうと思います。

もんげー