こんにちはー、もんげー(@monge_2020)ですー。
ビジネス用語なんですが「マーケットイン」という言葉をご存知ですか?
反対の言葉「プロダクトアウト」といいます。
マーケットインは、世の中(マーケット)が求めているものを提供する。
プロダクトアウトは、プロダクト(新しい商品)を世の中に提供する。
簡単にいうとこんな感じです。
プロダクトアウトの代表格、iPhone
プロダクトアウトの代表格といえばiPhoneでしょう。
ウォークマンもそうなんですがあまりにも時代が違いすぎるのでここはiPhoneで。
いままで無かったもの。
世の中を変えるようなもの。
このようなものを創り出せれば確実に後世に名を残せます。
こういったものが起業家の憧れではあるのも十分に理解できます。
でも、だからと言って。
自分の想いを押し出しすぎるとうまくいかないこと多いんです。
マーケットインをどう考えるか
マーケットインというものをどう考えるか。
世の中が求めているものを提供するというと「世の中に媚びている」というように感じるかもしれません。
しかしこれは間違いで、媚びてはうまくいきません。
例えば世の中が「安いものが欲しい」といって良い物・サービスを安く提供したら立ち所に資金がショートします。
このあたりはさじ加減。
センスが問われる部分になります。
世の中の状況に合わせる
もんげーはマーケットインを「世の中が求めているものを提供する」というようりは、「世の中の状況に合わせる」というような感覚でいます。
コロナ禍が圃場に良い例になります。
コロナ自体は昔からずっとあるウイルスです。
それが変異して感染すると命に関わるようなものになりました。
しかしそうはいっても人間はいつか必ず死ぬ生き物です。
科学的に、医学的に、論理的に考えるとそこまでパニックになる必要も無かった。
しかし世間一般はそこまで考えることはできないし、パニックになるのも当たり前。
このとき事実がどうあれ、世の中に合わせるということが大事だと思っています。
コロナで世の中がパニックになるならそれに合わせる。
屋外でのマスクに意味がないと分かっていても人目があるのでとりあえず合わせてマスクする。
このコロナ禍で「同調圧力」と言われたことですが、これそこsがマーケットインなのではないかと思っています。
プロダクトアウトもつながっている
マーケットインとプロダクトアウトは真逆のことではあります。
でも全く関係がないかというとそんなこともなく。
プロダクトアウトが受け入れられ、世の中が変わっていくということは、それは世の中が求めていたことだともいえます。
マーケティングどうこうなるものではない
そうはいっても、いまは何者でもない凡人が起業しようと思うならまずマーケットインの考え方でいたほうが上手くいくと思います。
プロダクトアウトをマーケティングでどうこうしようというものが多いように思います。
しかしプロダクトアウトが成功するのは天才の仕事です。
大したことのない商品・サービスをマーケティングでどうにかしようとしてもそれは無理です。
だからこそマーケットインの考え方が大事になります。
世の中に合わせる。
個人で起こすビジネスはこれだけで十分うまくいくと思います。
プロダクトアウトはその後でいいと思いますよ。
もんげー