こんにちはー、もんげー(@monge_2020)ですー。
今回の高配当株、銘柄分析はこちらです。
コクヨ
7984 東証PRM配当利回り 3.18%
(2022/08/19予想)
文房具やオフィス家具を取り扱う会社。
もんげーは、大学ノートと呼ばれる「Campus(キャンパス)ノート」をこのデジタル化していっている中でも使っています。
さっそく以前に紹介したこちらの内容にしたがって分析していきますね。
IR BANKで銘柄分析
(1)売上高(営業収益)
・右肩上がりか?
・増減が激しすぎないか?
売上高
2008/12 3261億2000万
2009/12 2667億2500万
2010/12 2618億7300万
2011/12 2600億400万
2012/12 2758億2100万
2013/12 2880億8300万
2014/12 2930億5400万
2015/12 3042億7600万
2016/12 3076億2500万
2017/12 3156億2200万
2018/12 3151億5500万
2019/12 3202億
2020/12 3006億4400万
2021/12 3201億7000万
2022/12 3070億(予想)
横ばいって感じですね。
(2)EPS(1株あたりの利益)
・右肩上がりになっているか?
EPS
2009/12 4.62円
2010/12 6.33円
2011/12 -42.41円
2012/12 18.86円
2013/12 40.62円
2014/12 42.82円
2015/12 53.37円
2016/12 103円
2017/12 126.83円
2018/12 120.33円
2019/12 129.38円
2020/12 70.13円
2021/12 116.76円
2022/12 141.97円(予想)
大きくは右肩上がりですね。
(3)営業利益率
・平均は7%前後
・10%以上なら優秀
・5%以下なら検討の余地なし
営業利益率
2008/12 1.64%
2009/12 0.22%
2010/12 1.25%
2011/12 1.57%
2012/12 1.76%
2013/12 2.23%
2014/12 2.59%
2015/12 3.65%
2016/12 5.02%
2017/12 5.57%
2018/12 5.81%
2019/12 5.23%
2020/12 4.93%
2021/12 6.25%
2022/12 6.78%(予想)
ジワジワ上がって合格ライン越えって感じです。
(4)自己資本比率
・40%以上は欲しい
・60%を超えると安心
・80%以上は言うことなし
自己資本比率
2008/12 59.71%
2009/12 62.5%
2010/12 61.7%
2011/12 58.3%
2012/12 58.3%
2013/12 60.4%
2014/12 61.5%
2015/12 62.8%
2016/12 63.6%
2017/12 66.7%
2018/12 68.2%
2019/12 68.9%
2020/12 70.1%
2021/12 70.4%
自己資本比率はすごい良い数字ですね。
(5)営業活動によるCF(キャッシュフロー)
・毎年、黒字であること
・長期的に増加傾向であること
・過去10年で一度でも赤字があればアウト
営業活動によるCF
2008/12 161億5200万
2009/12 137億3600万
2010/12 89億6500万
2011/12 106億5200万
2012/12 107億8800万
2013/12 109億2100万
2014/12 158億8200万
2015/12 120億5400万
2016/12 237億2500万
2017/12 175億
2018/12 208億8000万
2019/12 167億2300万
2020/12 192億1700万
2021/12 217億8900万
安定した数字ですね。
(6)現金等
・現金が増えている企業に投資する
・現金以外(株・不動産)で所有している場合もあるので注意
現金等
2008/12 167億8100万
2009/12 239億1100万
2010/12 254億5800万
2011/12 261億8200万
2012/12 356億2900万
2013/12 374億1100万
2014/12 439億4900万
2015/12 469億5300万
2016/12 673億2800万
2017/12 686億2000万
2018/12 823億2400万
2019/12 834億5600万
2020/12 905億7700万
2021/12 1005億7500万
右肩上がりで増えていっています。
(7)1株あたり配当金
・配当金の安定性
減配・無配になっていないか?
リーマンショック時はどうだったか?
・配当金の成長性
減らないだけでなく増えているかも重要
一株配当
2009/12 15円
2010/12 15円
2011/12 15円
2012/12 15円
2013/12 15円
2014/12 15円
2015/12 17.5円
2016/12 22円
2017/12 29円
2018/12 32円
2019/12 39円
2020/12 39円
2021/12 47円
2022/12 57円
綺麗に右肩上がりです。
(8)配当性向
・30~50%くらいが健全
・配当性向が高すぎる企業に投資してはいけない
配当性向
2009/12 298.15%
2010/12 217.67%
2011/12 赤字
2012/12 73.1%
2013/12 36.9%
2014/12 35%
2015/12 32.8%
2016/12 21.4%
2017/12 22.9%
2018/12 26.6%
2019/12 30.1%
2020/12 55.6%
2021/12 40.3%
この10年は良い感じですね(その前は何なんだ……?)
もんげー評価
企業規模、経営状態については申し分ないと思います。
が、このデジタル化と少子化の時代において文房具の需要は確実に減ってしまうでしょう。
もちろん企業としてもそんなことは百も承知でしょうし、それに足してなんらかの手を打っているでしょうから潰れる心配はないと思っています。
もんげーは少しポートフォリオに組み込もうと思います。