こんにちはー、もんげー(@monge_2020)ですー。
今回の高配当株、銘柄分析はこちらです。
ミクシィ
2121 東証PRM配当利回り 4.65%
(2022/08/12予想)
日本におけるSNSの先駆けであるミクシィ。
もんげーも使っていましたがだんだんとFacebookなどに移行していきいまではすっかり忘れていました。
そんなミクシィを高配当銘柄で見つけたので調べてみます。
さっそく以前に紹介したこちらの内容にしたがって分析していきますね。
IR BANKで銘柄分析
(1)売上高(営業収益)
・右肩上がりか?
・増減が激しすぎないか?
売上高
2008/03 100億5200万
2009/03 120億5200万
2010/03 102億9300万
2011/03 132億2900万
2012/03 133億3400万
2013/03 126億3200万
2014/03 121億5500万
2015/03 1129億1800万
2016/03 2087億9900万
2017/03 2071億6100万
2018/03 1890億9400万
2019/03 1440億3200万
2020/03 1121億7100万
2021/03 1193億1900万
2022/03 1220億3000万
2023/03 1200億(予想)
けっこう売り上げありますね。
(2)EPS(1株あたりの利益)
・右肩上がりになっているか?
EPS
2010/03 16.94円
2011/03 17.82円
2012/03 9.66円
2013/03 21.33円
2014/03 -3.03円
2015/03 409.61円
2016/03 734.59円
2017/03 730.85円
2018/03 533.48円
2019/03 350.26円
2020/03 142.8円
2021/03 208.23円
2022/03 139.84円
2023/03 68.91円(予想)
2015年に爆上げしてからは右肩下がりっぽい。何があった?と調べてみたら「モンスト」というゲームが流行ったらしいですね。なんか聞いたことはある。
(3)営業利益率
・平均は7%前後
・10%以上なら優秀
・5%以下なら検討の余地なし
営業利益率
2008/03 37.3%
2009/03 31.29%
2010/03 26.74%
2011/03 25.5%
2012/03 16.45%
2013/03 20.38%
2014/03 3.95%
2015/03 46.66%
2016/03 45.51%
2017/03 42.97%
2018/03 38.27%
2019/03 28.49%
2020/03 15.29%
2021/03 19.22%
2022/03 13.17%
2023/03 7.08%(予想)
営業利益率は高いですね。さすがはIT系。
(4)自己資本比率
・40%以上は欲しい
・60%を超えると安心
・80%以上は言うことなし
自己資本比率
2008/03 85.66%
2009/03 86.94%
2010/03 83.5%
2011/03 75.7%
2012/03 74.7%
2013/03 80.8%
2014/03 84.5%
2015/03 51.4%
2016/03 73.6%
2017/03 84.9%
2018/03 88.4%
2019/03 92.5%
2020/03 88.8%
2021/03 83.2%
2022/03 84%
これは素晴らしい数字ですね。この銘柄分析を始めてから最高の自己資本比率。愛していいレベル。
(5)営業活動によるCF(キャッシュフロー)
・毎年、黒字であること
・長期的に増加傾向であること
・過去10年で一度でも赤字があればアウト
営業活動によるCF
2008/03 25億3200万
2009/03 21億5800万
2010/03 18億4000万
2011/03 25億9900万
2012/03 10億4300万
2013/03 28億3600万
2014/03 3億2100万
2015/03 499億2100万
2016/03 690億6000万
2017/03 413億300万
2018/03 499億7500万
2019/03 181億1300万
2020/03 177億9200万
2021/03 346億7200万
2022/03 26億4700万
キャッシュフローも良い感じですが、2015年をピークに下がってはいます。それでもかなり良い。
(6)現金等
・現金が増えている企業に投資する
・現金以外(株・不動産)で所有している場合もあるので注意
現金等
2008/03 77億6100万
2009/03 103億7100万
2010/03 96億6300万
2011/03 112億9300万
2012/03 74億2300万
2013/03 91億9900万
2014/03 168億1800万
2015/03 654億1300万
2016/03 1263億1600万
2017/03 1342億7800万
2018/03 1561億9000万
2019/03 1444億1700万
2020/03 1254億2700万
2021/03 1498億1200万
2022/03 1184億3300万
現金、めちゃくちゃ持ってます。自己資本比率も考えると潰れる気が微塵もしない会社ですね。
(7)1株あたり配当金
・配当金の安定性
減配・無配になっていないか?
リーマンショック時はどうだったか?
・配当金の成長性
減らないだけでなく増えているかも重要
一株配当
2010/03 1円
2011/03 2円
2012/03 2円
2013/03 4.4円
2014/03 2.8円
2015/03 82円
2016/03 147円
2017/03 147円
2018/03 121円
2019/03 120円
2020/03 110円
2021/03 110円
2022/03 110円
若干下がってきてます。
(8)配当性向
・30~50%くらいが健全
・配当性向が高すぎる企業に投資してはいけない
配当性向
2011/03 5.57%
2012/03 20.69%
2013/03 19.9%
2014/03 -
2015/03 20%
2016/03 20%
2017/03 20.1%
2018/03 22.7%
2019/03 34.3%
2020/03 77%
2021/03 52.8%
2022/03 78.7%
配当金が下がってきてるのに、配当性向はこの数字。あんまりよくないですね。
もんげー評価
SNSの会社だったのが、いまはゲームの会社。という感じですね。
モンストがバズって爆益上げていたかんじですが、ちょっと下がりつつある感じ。
会社にお金はあるから潰れそうにはないけど、将来的には配当はどうかな?ちょっとまだ下がっていく気がしますね。
ゲームを当てるかどうか、がカギになっているという、ちょっとギャンブル性がある感じなので高配当株投資には向かないかな?
もんげーはたぶん買わない。